昔、家でねこを飼っていた。そのねこをはじめて見る人は必ずこう言いました。
”まあ、なんて大きいねこなの!”その通りで、小さい犬ならちょっと後ずさりするぐらいの迫力はあった。ただ体は大きいが性格はいたって温厚で、一度たりとも怒った時などありませんでした。
他のねこと争っても連敗で、自分の方から決して戦いを挑んだりするなく、とにかく平和を好んでいました。
もともとこのねこは、新聞の広告で”子猫あげます!気が優しすぎて他のねこに虐められています”を見て、貰いに行った。
子猫と書いてあったのでねこケース(ねこを持ち運ぶカゴ)は小さいサイズをもって行き、そのねこを見た瞬間”わあ、大きいねこ!これが、子猫か?”と思わず言ってしまいました。彼(オスねこ)は勿論、ねこケースに入る事は出来ません。
赤ちゃんをおんぶするようにして連れて帰った記憶があります。
その頃、テレビや雑誌などで”人間用のトイレでオシッコをする猫がいる”なんて昼のワイドショーなんかでテレビ中継してましたが、我が家のジャイアントねこも人間用トイレでオシッコしてたので、ちっとも珍しくなんかねーやと、テレビを見ながら家族揃って話してました。
過去を振り返るのはこれぐらいにして。ねこを飼っている方ならもうご存知でしょうが、どうしてねこはパター練習用マットを敷いてパター練習を始めようとすると、マットの上にゴロリ居眠りをするのでしょうか?。
それも、ライン上にどっしりと。
邪魔なので”そこ、どいてくれる?”と言いながら寝たままのねこを別の場所へ移すと、わざわざ起き上がりゆっくりと歩いて来て、またパター練習用マットにゴロリと寝転がってくれます。
それを見て溜息をつき、次の日のラウンド中パーパットを外して溜息をつき・・・・・・・・・。
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